日本酒の「瓶燗火入れってなんだろう?」ってなったので調べてみた
こんにちは! あますた(@amaguristar)です。
最近ブログで日本酒の話をちらほらするからか、差し入れで日本酒を頂くことが増えました。ありがたいことです。
茨城県の日本酒
先日頂いた茨城県の「富士大観 大吟醸 瓶燗火入れ」。
華やかな吟醸香、すっきりとした上質な味わい、なめらかな喉ごし
との説明通り、良い香り。スッと飲める良いお酒。思わず「刺身買って来る」と言ってしまいそうになります(笑) 和食が恋しくなる味。
地酒って良いですね。土地によって味が全く違う。旅行に行った時の楽しみは基本的に地酒や地ビールが一番です。
瓶燗火入れってなんだろう
ここで気になったのは『瓶燗火入れ』と言う言葉。『気になったらとりあえず調べる』をモットーにしている自分。早速検索しました。
そもそも火入れとは
お酒を約65度で15分程度加熱し、お酒に入った雑菌を死滅。並びにお酒を搾った直後でも勢いがあり、熟成を進み易くしてしまう酵素の働きを止める事により、お酒の香り・味を安定させ、美味しいままで長期保存できる様にすること(※1)。
お酒を腐らせる菌を「火落ち菌※2」と言うらしいのですが、それを殺菌。そうする事で「常温貯蔵しても腐らない」お酒が出来上がるそう。
デメリットとしては、安全と引き換えに味と香りをダメにしてしまうとのこと。
瓶燗火入れとは
瓶燗火入れの最大の特徴は『お酒の劣化をできる限り防ぎ、お酒本来の味わいを楽しめる』と言うこと。
具体的には、お酒を詰めた瓶を釜に並べて徐々に湯煎で60~65度まで水温を上げていく方法。
この方法を使用すると火入れ後のお酒が外気と触れないのでお酒の香味成分の散逸を最小限に留め酒質を壊さず、美味しい状態で飲むことが可能。
デメリットとしては、人手と時間がかかること。
つまり、”丁寧に殺菌して香りや味に影響を与えない様にしてますよ”ってことだと理解しました。
まとめ
火入れ一つ調べてもいろんなことが分かるものですね。それ以外にも最近は「プレートヒーター急冷却火入れ」なんてものもある様子。
やはりお酒は奥が深い。もう少し突っ込んで勉強してみようかな?