簡単便利で無料の画像編集ソフトGIMPを使って文字の縁取りをする方法

こんにちは! あますた(@amaguristar)です。
- 簡単に文字の縁取りしたい!
- ポスターの文字を読み易くしたい
- ブログで画像に説明を入れる時文字を見易く編集したい
そんな時ありませんか? 無料ソフトのGIMPを使えば直ぐに解決します。
とりあえずサクッと作成

GIMPを起動してとりあえず「ファイル」→「新しい画像」と進み作業領域を作成。

本来であればここで必要なサイズに設定しますが、今回はテストなので適当なサイズでOK。

白い領域が中央に描画されたと思います。

左上の『A』と表示されたツールを選択して先ほど作成した白い領域の好きなところに文字を打ち込んで下さい。
文字の大きさやフォント等は左下の赤枠部か文字の上に出現するダイアログで設定可能です。
文字を表示すると右下のレイヤー画面に『文字枠さくせい』というレイヤーが出現。

文字の作成が完了したので、枠を作成していきます。上記に用事されてる文字のレイヤーを右クリックしてメニューを表示。

ポップしたメニューの下の方にある『不透明部分を選択範囲に(P)』を選択。

すると上記の様に文字の輪郭に点線が表示されます。

その状態で『レイヤー→新しいレイヤーの追加』を選択。

新しいレイヤーの追加というダイアログがポップされるので、レイヤー名を適当に作成。ここで注意するのはしたの方の『塗りつぶし色(F):』の部分を『Transparency』に設定すること。
設定が完了したらOKを選択。新しく作成したレイヤーが選択されていることを確認して、

『選択→選択範囲の拡大』と進み表示されるダイアログの数字を少し大きく設定すると、

選択範囲が文字をひとまわり大きくした位置になります。先ほどのダイアログの数字を大きくすると文字と枠の距離が変わりますので、実際に変えて確認してみてください。

あとは左上にあるバケツを傾けたアイコンの『塗りつぶし』を選択して、枠内を塗り潰すだけ。
この時下に表示された色(この場合は赤)で塗り潰されるので、色の変更を忘れずに。

これで枠の作成は完了。今回は分かり易くする為に大袈裟に枠を表示してます。
- 「なんか大変そうだな」
と思う方も中には居るかもしれませんが、実際にやると簡単です。慣れると30秒もかからずに作成可能ですし、

こん感じの文字も簡単に作成できる様になります。
もし「全部塗りつぶされてしまったんだけど」と言う方は、

レイヤーの順番を変えて調節してください。設定にもよるかと思いますが、通常は上にあるもの程手前に表示されます。
上記の状態の場合は「背景」→「文字枠さくせい」→「waku」の順番で表示されます。なので「背景」→「waku」→「文字枠さくせい」の順番に赤丸の矢印(もしくはレイヤーをドラッグ&ドロップ)で位置を調整する必要があります。
まとめ
- 文字レイヤーにて右クリック「不透明部分の選択範囲に」
- 新規レイヤーで「選択範囲の拡大」
- 好きな色で文字を塗り潰し
- 文字レイヤーと枠レイヤーの順番を調整
するだけ。長々と説明しましたが、基本はこの4ステップ。慣れると簡単に色々できる様になりますので、まずは実際に設定してみてください。
>> 最新のGIMPを簡単にインストールする手順