「画像の一部を強調したいけど余計な枠や文字を使いたく無い!」そんなときはこれでしょ
こんにちは! あますた(@amaguristar)です。
- 「ブログに説明用の画像を載せたけど選択箇所を分かりやすく加工したい」
- 「重要な部分だけをそれとなく強調して目を引く様に処理したい」
そんな悩みありませんか? その悩み、簡単・無料でスピーディーに解決できます。
まずは完成形のイメージを見て下さい
- 「実際にどうなるの?」
- 「いまいちどうなるのか想像つかないんだけど??」
ごもっとも。自分も文章だけで表現できません。実際にみてください。
どうですか? イメージ湧きました??
今回サンプルの写真が分かりづらいかもしれませんが、イメージとして一言で表現するなら
とでも言わせて下さい。ちなみにこれ以降の説明画像も同じ方法で写真を強調してます。
とりあえずやってみる
今回使うのは無料で使える画像編集ソフト『GIMP(ギンプ)』。趣旨とずれてしまうのでインストール方法は割愛(そのうち書きます)。
>> 「最新のGIMPを簡単にインストールする手順」
操作方法は下記5工程のみ。
- 画像を読み込む
- レイヤー作成
- レイヤー塗り潰して不透明度を設定
- 強調部のレイヤーを切り出す
- 画像を書き出す
慣れると1枚30秒とかかりませんので、安心して下さい。
1. 画像を読み込む
GIMPを起動して「ファイル」→「開く」と進み。「画像ファイルを開く」ダイアログで編集するファイルを選択後、右下の「開く」ボタンを押すと選択した画像が中央に表示されます。
2. レイヤー作成
画像を読み込んだら「レイヤー」→「新しいレイヤーの追加」と進み新しいレイヤーを作ります。
「新しいレイヤーの追加」というダイヤログがポップするので、後で分かりやすい様に「レイヤー名」を設定。下の方にある「塗り潰し色」が『Transparency』になっていることを確認してOK。
ちなみにレイヤーの追加はソフト起動画面右下にあるレイヤーを管理してるウィンドウの左下のボタンを押す事でも追加可能です。
どちらを使用しても問題ありませんが、自分はこのボタンを使用してます。
無事にレイヤーが追加されるとこの様に先ほど設定した名前で表示されます。
3. レイヤー塗り潰して不透明度を設定
先ほど作成したレイヤー(ここではmask)を選択した状態で左上にあるツールから「塗りつぶす(1)」を選択。
このとき注意するのは上記画面の(2)で設定された色で塗りつぶされると言うこと。なので先に2の部分をクリックして色の設定をする必要があります。
好きな色でもちろん構いませんが、参考までに自分の使用してる色はHTML表記で『938686』です。
設定したらOKを押してダイアログを閉じて色が変更されていることを確認。
設定が完了したら実際に画像の上でクリック。設定した色にぬりつぶされます。
画面右下にあるレイヤー関連が表示されたウィンドウの『不透明度を30に設定』すると上記画像の様に表示されるはず。
ちなみにこの不透明度を40,50,80といった感じに上げていくとだんだん濃くなっていき、最終的に100で一番最初の様に完全に設定した色で塗り潰されます。
この辺りは好みになるので色々といじって好みの濃さに調整して下さい。
4. 強調部のレイヤーを切り出す
不透明度を設定したら強調したい部分のレイヤーを切り取るだけ。
円や四角、慣れると星型や輪郭に沿って切り取ることもできる様になりますが、今回は一番簡単な「短形選択」を使用。
強調したい部分を選択。今回は画面中央を細長く選択しました。
選択したら「Command+X」でその部分を切り取ります。もし選択枠で状態が見づらかったら「Shift+Command+A」で選択を解除すると見やすいです。
5. 画像を書き出す
強調部分の切り取りが終わったらあとは書き出すだけ。
「ファイル」→「名前を付けてエクスポート」を選択すると「画像をエクスポート」というダイアログがポップ。特に設定を変更する必要は無いのでそのままエクスポートを押して保存先を指定して完了。
選択した保存先に編集した画像があれば完了です。
まとめ
- 画像を読み込み
- レイヤーを作成
- レイヤーを塗りつぶして不透明度を設定
- 強調したい部分のレイヤーを「Command+X」で切り取り
- 画像をエクスポート
とたったの5工程で完了。慣れたら読み込みは「Command+O」、塗りつぶしは「Shift+B」といったショートカットキーを使うと作業速度はグンと上がりますので覚えると便利ですよ〜。